コンタクトの発送を物流代行するには?【倉庫選びの基準を解説・自社倉庫の開発コスト削減にも】

 

コンタクトレンズは生活必需品な人もいるほど、リピート商材かつ、分類では医療品という商材です。管理をする際には、度数やブランド名ごとに商品が存在するためSKU数が多く、細かな在庫管理が必要となります。販売をしている事業者様によっては、自社にて徹底的な在庫管理をされている方や、自社倉庫にシステムを導入して在庫管理をしている方も多くみられます。

 

本記事では、コンタクトの保管から発送までを代行したいとお考えの事業者様、並びに自社倉庫のWMSとモールやカートの仕様変更での開発コストにお悩みの事業者様向けに、コンタクトレンズの代行先選定基準、はぴロジで代行をおこなうとどのように開発コストが抑えられるのかについてご紹介させていただきます。

 

 

 

コンタクトレンズの代行先選定基準

まず、代行の際に確実に抑えておくべき点として「高度管理医療機器等販売業・貸与業の許可」を取得している倉庫にお見積りを依頼する必要があります。

 

ネットショップ様がコンタクトレンズを取り扱う際に、厚生労働省が管轄している「高度管理医療機器販売許可」という届出をしていらっしゃるように、保管や配送をするための倉庫でも「高度管理医療機器等販売業・貸与業の許可」が必要になるためです。

 

保管や発送をするための構造設備(倉庫)には、以下のような基準が設定されています。

 


・採光、照明及び換気が適切であり、かつ、清潔であること。
・常時居住する場所及び不潔な場所から明確に区別されていること。
・取扱品目を衛生的に、かつ、安全に貯蔵するために必要な設備を有すること。

 

保存場所がどのような所か調べるために、実地調査が行われ保管庫が適切かどうかについての確認がされます。

 

安全を担保しながらコンタクトレンズを発送するためにも、代行先の倉庫が認可を取得しているのか、実際の管理状態はどうなっているのかを確認してお見積りを取っていきましょう。

 

 

 

はぴロジにコンタクトの物流を代行することによって出来ることとは?

 

前項で倉庫選定の基準をお伝えしたように、ネットショップ様のご要望にマッチし、かつ「高度管理医療機器等販売業・貸与業の許可」を取得している倉庫を探すということは、かなりの探索コストがかかってしまいます。

 

はぴロジでは、ネットショップ様のご利用のカートやモール、ショップのデータに合わせて
倉庫の選定や、「高度管理医療機器等販売業・貸与業の許可」を取得している倉庫のご紹介ができます。ここでは、はぴロジからご提案する「2つの出来ること」をご紹介していきます。

・EC卸売出荷に対応

メーカー様の場合、ECサイトでの販売だけではなく、商品をコンタクトショップやドラッグストアなどに卸売をされているケースもあります。
この場合、大量に商品を入荷・保管し、卸先へ配送する機能を保持したロジスティクスが必要となります。
カラコンの場合ですと、1商品につきカラー・度数・サンプルで100SKUを超えることもあり、1SKUにつき1,000pcsで計算しても、入荷の際に100,000pcsの検品を行う必要がございます。
費用も気になることかとは思いますが、この100,000pcsをいつ販売・発送可能な状態にできるのか、というリードタイムが最重要ポイントです。
また卸先からの発注からお届けまでのリードタイムも事前に確認しておきましょう。通常の商品と違い、高度医療機器は出荷したロットの記録が義務付けられております。最大の出荷量と希望のリードタイムを伝え、倉庫側とも認識をあわせておくことが必要です。

 

はぴロジではECに加え、大手量販店への卸を行っているメーカー様の物流をお預かりしている事例もございます。是非ご相談くださいませ。

 

 

・医療機器管理に対応している倉庫のご紹介からシステム導入まで対応

はじめにご紹介させていただいたように、ネットショップ様から「医療機器(コンタクトレンズ)の保管や発送を、任せることができる許可を持っている倉庫を見つけてほしい」というご要望を、はぴロジにご相談いただくことが多々ございます。

 

しかし、この際に重要なのはネットショップ様のオペレーションをなるべく変えずに、連携ができる倉庫と契約を進めるということです。たとえ、許認可を持っている倉庫であっても「ネットショップ様の利用しているカートやモールとの接続実績がない」「倉庫との直接のデータ連携を自動化するためには、多額の開発コストがかかってしまう。」という場合は、代行そのものを取りやめて人員を増やすことのみで対応してしまうことでしょう。

 

はぴロジの流通統合制御システム「logiec」が接続されている倉庫であれば、ネットショップ様が現在お使いのカートシステムを生かしたまま、多額の開発コストをかけずに代行を行うことができます。

 

ネットショップ様がご利用いただいているシステムと、倉庫で使っているシステムの間に「logiec」を挟むことで、業務拡大によって出店するモールやカートが増えた際にも、現状のオペレーションを変えずに運用を行うことができます。新たに倉庫を探すことや、連携のために開発コストを事業計画に組み込む必要がなくなるでしょう。

 

また、「logiec」は現在ご利用いただいている倉庫に導入することもできます。【データ出力】【納品書印刷】【送り状印刷】【ピッキングリスト】【梱包から出荷まで】を「logiec」をつかって改善する事で、誤出荷の削減にも取り組むことが可能です。オンライン上でご相談することもできますのでお気軽にご連絡ください。

 

 

 

 

 

まとめ

本記事では、コンタクトの保管から発送までを代行したいとお考えの事業者様、並びに自社倉庫のWMSとモールやカートの仕様変更での開発コストにお悩みの事業者様に向けて、コンタクトレンズの代行先選定基準、はぴロジで代行をおこなうとどのように開発コストが抑えられるのかについてご紹介させていただきました。

 

流通統合制御システム「logiec」の料金は、スタートアップの企業様を中心に、100件までは無料でご提供しております。ご利用がない場合に料金の発生はございません。101件以上~3000件までは月額10000円でご利用いただけます。売り上げが伸び、出荷件数が増えてもボリュームごとに、料金を設定しておりますので事業成長に合わせたご提案が可能です。見積もりのご相談も、ぜひはぴロジのお問い合わせフォームからご連絡ください。

 

 

 

コンタクトの発送を物流代行するには?【倉庫選びの基準を解説・自社倉庫の開発コスト削減にも】
トップへ戻る