発送代行にかかる費用とは。品質を下げずにコスト削減する方法


ECサイトの売上拡大などで、発送業務が追い付かなくなってきた際に役立つのが、発送代行です。発送代行の利用にあたって、どのような費用がかかるのかが気になる方は多いでしょう。

 

そこで今回は、発送代行にかかる主な費用や、品質を担保しつつコストを抑える方法を解説します。

 

 

 

発送代行にかかる主な5つの費用

 

発送代行とは、商品の在庫の保管・管理や梱包、発送などを代行してくれるサービスです。

 

ECサイト立ち上げ後、売上が少ない間は自社で商品発送まで対応できるでしょう。しかし、売上が増えてくると、日々膨大な量の発送作業が発生して社内では対応しきれなくなってきます。発送コストがかさんだり、発送ミスが頻発してしまったりすることもあるかもしれません。

 

このような悩みを解決できるのが、発送代行です。発送代行を利用すれば、商品の保管・梱包から発送までトータルで任せられるため、自社で発送作業を行う必要がなくなります。

 

ECサイト運営の負担を軽減するのに便利なサービスですが、利用する際はどのような費用がかかるのでしょうか。

 

発送代行のメリットやデメリットはこちらでも紹介しています。

 

 

 

入庫・検品費用

発送代行の利用でかかる費用のひとつが、入庫・検品費用です。発送代行を利用する場合、倉庫に商品を入庫する必要があります。

 

商品の入庫手段や料金は発送代行サービスによって異なりますが、宅配便やコンテナなどを利用して入庫し、ケース単位やピース単位で料金を支払うことが一般的です。

 

また、受け取った商品の種類や数に誤りがないかを確認するために、入庫後に商品の検品が行われます。

 

特に検品作業に高い専門性が求められるなどの場合は、別途検品費用が請求されることが多いため、事前に検品料金を確認しておきましょう。

保管費用

商品入庫後は、商品が売れるまで発送代行の倉庫に商品が保管されます。

 

料金の計算方法や単位は発送代行サービスによって異なりますが、坪単位の月額制であったり、1棚ごとの課金であったりするケースがほとんどです。保管費用は地価の影響を受けやすく、都市部などの便利な立地にある倉庫ほど料金が高い傾向にあります。

 

また、食品など温度管理が必要なものを保管する場合は、光熱費なども加算されるため、常温倉庫よりも金額は高くなるのが一般的です。

梱包費用

商品を受注後、発送代行サービスの倉庫から商品がピッキング・梱包される際、梱包費用が発生します。

 

梱包費用に含まれるのは、梱包用資材の代金だけではありません。商品が破損しないように緩衝材を入れる作業や、納品書・伝票を発行する作業にかかる費用なども含まれます。

 

発送代行サービスによっては、別途オプションで贈答用のラッピングを依頼することも可能です。ラッピングを依頼すると、上記の費用に包装紙・のし紙などの資材費が加算されるので、料金をよく確認しておきましょう。

 

発送代行サービスに大量の商品を預けているなどで、ピッキング作業に手間がかかる場合は追加料金が発生することがあるため注意が必要です。

配送費用

梱包した商品を発送する際に発生するのが、配送費用です。運送会社に支払う費用であり、商品サイズや運送距離によって金額が異なります。

 

発送代行サービスの多くは運送会社と法人契約しているため、個人で発送するよりは金額が安く済むでしょう。

 

発送代行サービスによっては、海外発送にも対応しています。越境ECへの参入を考えている場合は、海外発送のオプションがある発送代行サービスを選ぶと便利でしょう。

システム利用料

発送代行サービスは多くの事業者の商品を保管・管理・発送しているため、倉庫管理システム(WMS)を使って倉庫内の荷物を管理しています。発送代行を利用する場合は、このシステムの利用料も支払わなくてはなりません。

 

システム利用料は、基本料金に含まれることもあります。

 

また、発送代行サービスによっては倉庫管理システムを導入しておらず、Excelや独自のシステムなどで荷物を管理していることがあります。料金を比較する際は、荷物の管理方法やシステム利用料の取り扱いも確認してみましょう。

 

 

 

物流サービス選びは「コスト重視」から「品質重視」に

 

発送代行の利用を決めたものの、どの発送代行サービスにするかを悩んでいる方もいるでしょう。

 

物流サービス選びには、「スピード・価格重視」と「品質・サービス重視」という、ふたつの考え方があります。

 

スピード・価格重視のサービスとは、いかに早く、そして安く荷物を届けるかに重きを置いているサービスです。決済方法を最小限にする、オーダーの自由度を制限するなどして、物流にかかる時間・コストを徹底して削減します。

 

品質・サービス重視とは、利用者の満足度や利便性向上に重きを置いたサービスです。物流業務にかかる時間・コストは大きくなりますが、土日や夜間でも対応してもらえたり、資材や配送方法について細かくオーダーできたりと、質の高いサービスが期待できます。

 

それぞれにメリットとデメリットがあり、どちらが良い・悪いというものではありません。しかし、最近はスピード・価格重視の物流から、品質・サービス重視の物流に変化してきています。

 

物流品質と物流コストには、高品質であるほどコストが上がり、コストカットするほど品質が下がるという「トレードオフ」の関係があります。

 

たしかにコストの安さや配送スピードは重要なポイントですが、配送ミスや商品の破損などが増えれば、結果としてお客様の満足度は下がってしまうでしょう。

 

とはいえ、商品の発送に高額の費用をつぎ込んでいては、ビジネスが成り立ちません。そのため、システムをうまく活用して品質を保ちつつ、ある程度コストも抑えられる発送代行サービスを探すことが重要です。

 

発送代行サービスを選ぶ際は、ついついコスト面ばかりに目が行きがちですが、「品質」を加味したうえで選びましょう。

 

 

 

品質を担保しつつコスト削減する方法

 

EC事業者様の本音としては、「品質は高く、コストは安く抑えたい」のではないでしょうか。物流の品質とコストは比例するため、なかなかむずかしいことですが、物流プラットフォームを利用すれば、品質を担保しつつコスト削減も実現できるでしょう。

 

物流プラットフォームとは、物流にかかわるデータやプロセスを一元管理し、最適化するシステムのことです。

 

複数の倉庫から分散出荷して配送料金を押し下げたり、特定の商材・要件が得意な倉庫を選び、オペレーションを簡素化することで料金を押し下げたりできるため、発送コストを削減できます。

 

物流プラットフォームの利用を検討しているなら、ぜひはぴロジにご相談ください。はぴロジのフルフィルメントサービスなら、自社の受発注フローや商材の出荷頻度などに応じた倉庫を紹介することが可能です。

 

また、自動出荷管理システム「logiec」を利用すれば、複数倉庫への柔軟な出荷指示を自動で完了させたり、システム内で細かい要望を出したりもできます。

 

配達先に近い倉庫から出荷するよう指示すれば配送距離が短くなるため、配送コストも削減できるでしょう。はぴロジではシステム導入が初めてのEC事業者様向けに、オンライン説明会も開催していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

まとめ

ECサイトの売上が拡大し、商品の発送業務が負担になってきた際に役立つ発送代行ですが、利用にあたってさまざまな費用がかかります。

 

商品の出荷費用だけでなく、入庫・検品や在庫の保管・管理、システム利用料などもかかるため、各発送代行サービスの料金をしっかり比較してみましょう。

 

ただし、物流サービスは品質とコストが比例するという特徴があります。費用面だけに注目して発送代行サービスを選ぶと、品質面で問題が出る可能性があるため、費用と品質のバランスが取れた発送代行サービスを探すことが大切です。

 

 

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