2025.10.15
【展示会レポート】食品業界の未来を切り拓く、物流DXのヒントとは?
現場で見えた3つの共通課題
先日は、食品業界向け展示会にご来場いただき、誠にありがとうございました。
私ども、株式会社はぴロジのブースにも連日多くのお客様が足をお運びくださり、心より御礼申し上げます。
会場では、こだわりの新商品や画期的な製造技術に触れると同時に、皆様のビジネスにかける熱い想いを直接お伺いすることができ、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
特に、物流に関するご相談では、多くの事業者様が共通の課題を抱えていらっしゃることが分かりました。そこで本レポートでは、「展示会で最も多かったご相談TOP3」と題し、皆様から寄せられたお悩みを整理し、その解決策を、私たち「はぴロジ」のサービスを交えてご提案させていただきます。
目次
展示会で最も多かったご相談 TOP3
第1位:「人手不足による出荷業務の逼迫」
- 「BtoBの大量出荷に追われ、EC(BtoC)の細かい発送作業まで手が回らない…」
- 「本来注力すべき製造や商品開発に時間を割きたいのに、梱包・発送作業に多くの時間を取られている」
- 「繁忙期になると、出荷遅延でお客様にご迷惑をかけてしまうことがある」
最も多く伺ったのが、このような人手不足による出荷業務の逼迫という切実な課題でした。事業が順調に成長しているからこその嬉しい悲鳴ではありますが、このままではEC事業の拡大や、きめ細やかな顧客対応が難しくなってしまう、という危機感をお持ちの方が多くいらっしゃいました。
【はぴロジからのご提案】
そのお悩み、物流のプロに任せてみませんか?
はぴロジの物流アウトソーシングなら、お客様の事業規模や商材に最適な物流倉庫を、全国200拠点以上のパートナー倉庫からご提案します。
-
- 食品・温度帯管理もお任せください
食品の取り扱いに長けた倉庫や、冷凍・冷蔵といった温度帯管理に対応した倉庫ももちろんご紹介可能です。お客様は、本来の業務である「おいしい商品を作ること」「商品を企画すること」に集中していただけます。
-
- 「少しの物量から」でも大丈夫です
「アウトソーシングは大規模な事業者でないと利用できないのでは…」というお声も多くいただきましたが、ご安心ください。はぴロジでは、小規模な事業者様や、特定の期間だけお願いしたいといったスポットでのご利用も大歓迎です。お客様の事業フェーズに合わせた柔軟なご提案をさせていただきます。
第2位:「アナログな受注・在庫管理からの脱却」
- 「受注管理がFAXや電話中心で、ECからの注文と合わせて二重管理になっている」
- 「在庫管理や賞味期限管理が手書きの台帳やExcel頼みで、ミスが起きやすい」
- 「BtoCとBtoBで在庫の置き場も管理方法もバラバラ。全体の在庫数がすぐに把握できない」
次に多かったのが、受注や在庫管理のアナログな運用に関するお悩みです。人の手による作業は、どうしてもヒューマンエラーが発生しやすく、手間と時間がかかるもの。特に食品業界では、正確な賞味期限管理が必須となるため、より深刻な課題として捉えられているようでした。
【はぴロジからのご提案】
そのアナログ業務、システムで「自動化」しませんか?
はぴロジの中核システムであるクラウド型流通統合システム「logiec(ロジーク)」が、そのお悩みを解決します。
-
- バラバラな受注情報を一元管理
ECカートやオンラインモールからの注文はもちろん、FAXや電話で受けたBtoBの注文も、「logiec」に取り込むことで一元管理が可能になります。受注情報が自動で整理されるため、確認や指示の時間が大幅に削減されます。
-
- 正確な在庫管理・賞味期限管理を実現
「logiec」は倉庫管理システム(WMS)の機能も統合しています。システム上でリアルタイムに在庫数を把握できるだけでなく、食品の鮮度を保つうえで重要な賞味期限管理(先入れ先出しなど)も効率的に行うことができます。
第3位:「BtoCとBtoB、異なる物流の最適化」
- 「EC(BtoC)を伸ばしたいが、BtoBの出荷ルールと違いすぎて、どう管理すればいいか分からない」
- 「BtoCではギフト用のラッピング、BtoBでは指定の納品書など、出荷指示が複雑化している」
- 「冷凍・冷蔵品の配送料が年々上がっており、コストを少しでも抑えたい」
EC(BtoC)と卸(BtoB)では、出荷する商品の数、梱包方法、必要な帳票などが大きく異なります。この特性の違う物流をいかに効率よく、かつコストを抑えて両立させるか、というご相談も非常に多く寄せられました。
【はぴロジからのご提案】
複雑な出荷指示も、システムで「自動化」し、物流全体を最適化しましょう。
-
- 複雑な出荷ルールをプログラミング不要で自動化
「logiec」の強みである「フィルタアクション」機能を使えば、「初回購入のお客様にはこのチラシを同梱」「この取引先にはこの納品書を発行」といった複雑な出荷指示を、追加の開発費用なしで自動化できます。BtoCとBtoBの物流を一つのシステムで滑らかに連携させ、現場の作業負担を軽減します。
-
- コスト最適化もお手伝いします
はぴロジのスケールメリットを活かし、EC事業者様向けに特約運賃をご提供することも可能です。特にコストが気になる冷凍・冷蔵配送についても、最適なプランをご提案できるよう尽力いたします。一度、現在の物流コストと比較してみませんか?
まとめ
今回の展示会を通じて、食品業界の皆様が抱える物流課題は、単なる「作業」の問題ではなく、事業の成長そのものに関わる重要な経営課題であると改めて実感いたしました。
私たち、はぴロジは、単にシステムや倉庫を提供するだけではありません。お客様一社一社のビジネスに寄り添い、共に課題を解決していく「物流のパートナー」でありたいと考えています。
「うちみたいなケースでも相談できるだろうか?」
「何から手をつければ良いか分からない」
どんな些細なことでも構いません。まずは一度、皆様のお話をお聞かせください。
この度の出会いが、皆様のビジネスをさらに飛躍させる一助となれば幸いです。