アパレル商品を取り扱うEC物流の特徴とアウトソースの効率をより高めるポイント | はぴロジ

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アパレル商品を取り扱うEC物流の特徴とアウトソースの効率をより高めるポイント

 


アパレル商品を取り扱うECの特徴

 

経済産業省が20207月に発表した「令和元年度 内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、国内における2019年のBtoC-ECの市場規模は19.4兆円で、衣類・服装雑貨等のアパレルはそのうち約1割の19,100億円を占めています。

 

 

市場規模は年々増加しており、2019年は前年比7.74%。物販系の分野においては、家電や食料品を凌ぐ最大の規模となっています。アパレルの市場規模自体はマイナス傾向にありますが、EC化率は全産業の平均EC化率6.76%に対して前年比13.87%と進む一方。なお、19,100億円の売上の約半分はアウターウェアが占め、靴やカバン、宝飾品などの服装雑貨、インナーウェアが続いています。

 

衣服や鞄、靴などを扱うアパレル商品のECは、大きく2つに分けられます。1つはメーカーやブランドが直接運営する自社のECサイト、そしてZOZOTOWNや楽天に代表されるモールです。

 

アパレル商品は、オンラインで購入する際は試着ができないという点がネックですが、近年はAR技術を使って仮想的に試着できるサービスやサイズやカラーの無料交換制度なども増え、躊躇することなく購入する消費者が増えてきました。また、ブランドが行うインスタライブなどでは、実際に店舗にいるような感覚で商品を見られるので、コロナ禍で外出がままらない時でもスムーズな買い物体験ができると感じた方も多いのではないでしょうか。

 

 

 


アパレル商品を取り扱うECの物流業務の特徴と実情

 

アパレル商品を取り扱うECは、物流業務においてもいくつかの特徴があります。中でも特徴的なのが、「撮影」「採寸」「(商品説明用の)原稿」の頭文字を取った「ささげ」と呼ばれる業務です。アパレルで扱う衣類や雑貨は商品の種類が膨大で、かつ季節ごとに入れ替えなくてはならないため、ささげの業務は長年負担が大きいものとされてきました。しかし近年では自動化が進み、物流業者の負担も軽減されています。

 

ささげ以外にも、検針・X線検査、流通加工(品質検査・汚れ落とし、補修、袋入れ・畳み直し、タグ付け、アソート作業)、折りや吊るしといった商品の特性に応じた保管などが、アパレル商品ならではの物流業務として存在します。

 

なお、アパレルでは、吊るし保管や革製品の保管など、特殊な要件がない限りは通常の常温倉庫での保管がメインとなります。

 

このように、アパレルは他の商材と異なる物流関連業務が存在するため、そのアウトソースにおいては慎重な検討が必要になってきます。

 

 

 

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アパレル商品を取り扱うECの物流アウトソースで直面する課題

 

ここからは、実際にアパレル商品を取り扱うEC事業の物流業務をアウトソースする際(・アウトソース先を変更する際)に、事業者が忘れがちなことやよくあるクレーム、課題などを紹介していきます。

 

アパレルでは、倉庫に保管された商品を移転する際、事前に移転費用の計上方法の取り決めが行われます。移転にかかる費用はアパレル側の自社負担になるのか、倉庫側の負担になるのか、点数が多いだけに金額が膨れ上がるので注意が必要です。例えば1万ピースの商品を移転する場合、移転費用を1ピース当たり10円で計上するのか、②1箱単位等で通常入庫として計上するのか、大きく2つのパターンに分けられます。

 

また、新しいアウトソース先においてもアパレル商材特有の確認ポイントがあります。例えば、誤差が発生した際の許容範囲の確認、ECサイトに掲載する商品の撮影等を行う場所があるかどうか。ない場合には、入荷後のスタジオ撮影が可能かどうか等、ささげ業務に関しても確認する必要があります。

 

また、吊るし保管が可能かどうかという点も事前に確認しておく必要があります。それだけでなく、傷や汚れはどの程度保証されるのか、仮に落としたりした際のオペレーションは事前に決まっているのかどうか、入荷の状態確認、混載やバーコードの有無、店舗納品の有無、納品方法の確認など、細部にわたって確認しなければなりません。

 

 

 

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アパレル商品を取り扱うECの物流アウトソースでより効率を上げるために考えるべきポイント

 

では、アパレル商品を取り扱うECの物流をアウトソースした場合、どのような点に気を付けると効率が上がるのでしょうか。

 

一般的には他の商材とほぼ同じポイントは基本となりますが、アパレル商材特有のポイントで最低限抑えておきたいのは、ささげ、ハンガー保管、検針、X検査、補修タグ付け等の管理をデータ化することが出来るかと言う点です。データ化するだけでなく、EC事業者側でも常に確認できる状態を作っておくことが重要になります。データで管理できていない場合は、別倉庫から新規倉庫へ移転する際に検討してみましょう。アナログで流通加工している部分をデジタル化するだけで、庫内業務の効率が格段に上がります。

 

また、庫内オペレーションの操作手順をデータ化すると、庫内における人的ミスも削減できます。入荷時に混載したり、バーコードなどの商品を特定する目印がない場合は、画像を活用すると良いでしょう。店舗数と点数が多い場合、種まきなどの出荷方法を取ることも考慮してください。

 

 


アパレル商品を取り扱うECの物流アウトソース先を切り替える際の判断基準

 

ECの物流アウトソース先で何か困ったことが起きたら、アウトソース先の切り替えも視野に入れてみましょう。

 

例えば、人的ミスが多発して改善が見込めないときには、倉庫移管を検討してみてください。ただし、倉庫のWMSに合わせて出荷指示等を設定している場合は、倉庫移管の際に自社で連携データの再設定を行う必要があります。

 

また、在庫が合わないことが頻発する、と言ったことも、上述したデータ管理がしっかり出来ていないことに起因している可能性があります。データによる管理がしっかり出来ていない場合も移管を検討してみる必要があると言えます。

 

更に、そもそも流通加工が苦手なアウトソース先の場合はあまりアパレル商材の取り扱いが得意とは言えないと考えることも出来ます。アパレルで日常的に発生する検品時のB品を、補修して販売することなどの対応が難しくなるためです。

 

 

 


アパレルの物流アウトソースの効率を高めるために

 

コロナ禍の影響もあり、今後ますますEC化が進むとされているアパレル業界。商品の種類が膨大であるがゆえ、物流は専門業者に任せた方が得策と言えるでしょう。物流をスムーズにアウトソースするためには、アパレルに特化した知識を持つEC物流業者を検討してみてください。

 

 

 

 

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